創業の想い

テロワールトウキョウができるまで

テロワールトウキョウの存在

日本には、まだ世界に、そして日本中に届ききっていないワインがあります。

土地の個性、造り手の執念、気候と向き合う時間。

一本のボトルには、数字では測れない物語が詰まっています。

けれど、その価値はまだ十分に伝わっていません。

ワインは難しい。

何を選べばいいかわからない。

750mlは飲みきれない。

ラベルを見ても、自分に合うのか判断できない。

そして気づけば、多くの人がワインを「自分には少し遠いもの」と感じてしまう。

一方で、日本各地のワイナリーは、品質の高いワインを造りながらも、若い世代や新しい消費者に届けるためのマーケティングやデザイン、販売導線に十分なリソースを割けていない現実があります。

造り手の価値はある。

飲み手の興味もある。

でも、その間にある“入口”が、まだ整っていない。

私たちは、そこにテロワールトウキョウの使命を見つけました。

私たちが変えたいのは、ワインそのものではありません。ワインとの「出会い方」です。

ワインをもっと簡単にすることは、ワインの価値を下げることではありません。

むしろ、価値あるワインを、より多くの人に届けるための翻訳だと考えています。

専門用語を知らなくてもいい。

産地や品種を覚えていなくてもいい。

まずは、直感で手に取れること。

飲みきれる量で、気軽に試せること。

誰かに贈りたくなる美しさがあること。

そして、飲んだあとに、その背景にある土地や造り手の物語へ自然に触れられること。

テロワールトウキョウは、300mlの小分け日本ワイン、洗練されたデザイン、ナンバリング、デジタルとアナログをつなぐ体験設計によって、ワインの入口を再設計します。

ワインを「知っている人だけのもの」から、

ワインを「これから好きになる人のもの」へ。

それが、私たちの最初の挑戦です。

なぜ、東京からなのか。

テロワールとは、土地の個性です。

本来、畑や気候、土壌、造り手の哲学から生まれるものです。

では、なぜ私たちは「トウキョウ」を名乗るのか。

東京は、消費地であり、文化の交差点であり、世界への窓口です。

日本各地のワインが、若い世代、都市の生活者、企業、世界の市場と出会う場所になれる。

地方のテロワールを、東京という都市で再編集し、世界へ接続する。

それが、Terroir Tokyoという名前に込めた意味です。

私たちは産地の価値を、次の市場に届く形へ翻訳する存在でありたい。

日本ワインを、消費財ではなく「文化資産」へ

私たちはワインを、単なる飲料として見ていません。

ワインは、農業であり、土地であり、時間であり、人の営みです。

AIやテクノロジーが進化しても、土に触れ、気候を読み、何年も先の収穫を信じる仕事は簡単には代替されません。

だからこそ、日本ワインには、これからの時代に残る強い価値があると信じています。

しかし、その価値を守るだけでは足りません。

現代の消費者に届くデザインへ。

企業が投資したくなるブランド資産へ。

海外に語れる日本発のIPへ。

次の世代が誇れる文化へ。

日本ワインを、もっと強く、美しく、広く届ける。

私たちは、そのためのプラットフォームをつくります。

私たちの約束

生産者様へ

私たちは、ワイナリーの価値を安売りしません。

土地と造り手の物語を尊重しながら、現代の市場に届く形へ再編集します。

若い世代の声、購買データ、反応を届け、次の顧客づくりに貢献します。

消費者様へ

私たちは、ワインを難しいものとして押しつけません。

知識ではなく、直感から入れる体験をつくります。

選ぶ時間も、飲む時間も、誰かに贈る時間も、心地よいものにします。

まだ小さな挑戦です。でも、日本ワインの歴史を変える入口になれると信じています。

歴史が変わる瞬間は、いつも大きな声から始まるとは限りません。

誰かが、初めて日本ワインを手に取る。

誰かが、「ワインって意外と楽しい」と感じる。

誰かが、贈り物として日本ワインを選ぶ。

企業が、都市の屋上にブドウを植える。

海外の人が、日本ワインに価値を見出す。

その一つひとつの体験が積み重なったとき、

日本ワインの市場は確実に変わっていくはずです。

テロワールトウキョウは、その最初の入口をつくります。

ワインを変えるのではなく、ワインとの出会い方を変える。

産地を変えるのではなく、産地の価値の届け方を変える。

日本ワインを、次の世代と世界へつなぐ。

私たちは、日本ワインの未来を、東京から再編集します。

テロワールトウキョウ一同